水性なのに水に強いのはなぜ? |ブログ|あま市で塗装なら㈱美和建装

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水性なのに水に強いのはなぜ?

どうも!川出です。

先日施工現場にお伺いしたところ、お施主様が

いらっしゃったので、軽くお話をさせて頂きました。

その中で、

「この塗料って水性なんでしょ?雨が降っても大丈夫なの?」

と、御質問を頂きました。

たしかに、水性ペン等は水に濡れるとにじみますし

水に弱いイメージがあると思います。

 

塗料の中身は大きく分けて4つ。

顔料、添加剤、樹脂、溶剤(希釈液)です。

水性か油性かというのは、この溶剤が水なのか

シンナーなのかという違いになります。

この溶剤の役割は、顔料や添加剤、樹脂を

混ざった状態で液状にすることです。

液体じゃないと塗ることができませんからね。

塗った後はこの溶剤が揮発してなくなることで

樹脂が固体になり、顔料や添加剤を固めます。

樹脂は水溶性ではないため、一度固まると

もう水に溶けることはありません。

 

「じゃあ、なんで水で薄めることができるのか」

という疑問が出てくると思いますが、

これは塗料が乳化しているためです。

乳化とは、本来なら混ざらない水と油が混ざった状態のことです。

よく料理をされる方はご存知かもしれません。

ドレッシングなどはお酢と油が混ざっていますが、

酢と油は本来混ざりあわないため、しばらく静かに置いておくと分離します。

しかし、激しく振ると水が微粒子化し、混ざり合った状態になります。

これが乳化です。

この乳化のことを「エマルジョン」といいます。

エマルジョンペイント、略してEPなんて言い方をしますが

これは水性塗料の事です。

なので、水性塗料もずっと放置をしたままだと、

分離して固まってしまいます。

 

水性は油性に比べて臭いがきつくないので

一般家庭の塗り替えなどによくつかわれます。

しかし、揮発性はシンナーより水の方が悪いため

乾燥時間をしっかりと取る必要があります。

乾燥する前は塗膜がしっかりと固まっていないため

雨水に流れたり、その上から新しく塗料を塗ると

先に塗った塗膜に含まれる水分が上手く揮発できず

不良施工になってしまいます。

施工をしてもらう際にはこの乾燥時間を

しっかりと取ってくれる塗装屋さんにお願いしましょう!

 

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