コーキングは先打ち?後打ち? |ブログ|あま市で塗装なら㈱美和建装

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コーキングは先打ち?後打ち?

こんにちは、地元貢献リフォーム課の浅井です。

当社では工事をさせていただいた方の元へ
定期点検という形で工事後に気になることがないかの
確認や、施工に問題がないかの確認をさせていただいております。

 

施工後経過をした建物を見るのは当時の作業や仕様が正しかったのか
の答え合わせにもなるので重要な業務となります。

 

こちらは8年前に塗装をしました。

使用をした塗料は日本ペイントのUVプロテクトクリヤーです。
この塗料の特徴はクリヤー塗料と呼ばれる透明の塗料になります。
既存のサイディングボードの柄を活かしたい場合はクリヤー塗料という
透明の塗料を使用してメンテナンスをします。
塗料の耐久性の目安が約12年程度となります。

 

日当たりの良い面には若干コーキングにひび割れが見られましたが、
破断などは一切なく外壁の艶もしっかりあって良好な状態でした。

 

コーキングとの相性が良くないとコーキングの上に塗られた塗料が
捲れる等の不具合が起きます。
エスケー化研のクリヤー塗料でそのような不具合事例をちょこちょこ耳にします。

 

なので塗料のカタログにはコーキングの上には塗料を原則塗らないでくださいと
記載があります。

 

ただしコーキングの上に塗料を塗らないとコーキングに紫外線が
直接当たることでコーキングの劣化が早くなります。

 

参考までにこちらは築7年の家の外壁です。

 

コーキングの各所にひび割れや破断が見られました。
新築は外壁を貼った後にコーキングを打ちます。
それで仕上がりとなるので先程申したようにコーキングが紫外線を直接
浴びるのでコーキングの劣化が早いです。
ちなみにこのお家は築7年で外壁塗装をしました。

 

外壁塗装をする際に業者によってコーキングを先打ち
(コーキングを打った後に塗装をすること)にしたほうが良いという
業者と後打ち(外壁塗装をした後にコーキングを打つこと)にした方が
良いという業者で意見が分かれます。

 

塗料とコーキングの選定が正しければ圧倒的にコーキングは先打ちの方が
メリットが多いです。(コーキングを打った後に塗装をすること)

 

他社さんの提案で先打ちの仕様でコーキング材がオート化学の
オートンサイディングシーラントになっている仕様を目にしますが
絶対にやめた方がいいです。
塗料との相性が良くないのでコーキングの上の塗膜が捲れることが
あります。

 

更にもうひとつ。

 

オートンサイディングシーラントを後打ちにした場合、薄い色などは
埃が付着をして黒ずんで見えます。

 

以上を踏まえるとオートンサイディングシーラントの選択肢は
自分にはないですね。

 

業者によって意見が分かれる話は他にも沢山あります。
その代表格に「外壁塗装は水性と溶剤のどちらが良いのか?」
という話があります。

 

この話しはネットで検索しても自分が思うに的を得た回答が
ないように感じます。

お客様からも質問を受けることがあるので
機会があれば自分の見解をお伝えできればと思います。

 

 

~おもしろきこともなき世を おもしろく~  
地元貢献リフォーム課  浅井

 

 

 

 

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