2017.06.12
塗料の乾燥段階
どうも！川出です。
先日○ステックさんと△イナさんの比較動画をアップしました。
これは動画内でもお話していますが、遮熱塗料対断熱塗料になるので
そもそもの種類が違うという事を念頭に置いて頂ければと思います。
動画内でもお話していましたが、△イナさんの塗料は完全乾燥まで１カ月かかります。
塗料は乾燥段階がいくつか分かれています。
・指触乾燥
・半硬化乾燥
・硬化乾燥
・完全乾燥
この四段階を経て乾燥していきます。
一番上の指触乾燥は塗膜を触っても指に付かない程度に乾燥されている状態。
これは表面が乾いて膜ができただけの状態なので、そのすぐ下はまだ乾いていない状態です。
半硬化乾燥になると軽くこすっても跡が付かない状態。ここまで乾燥が進んで
乾いた層が厚くなれば塗り重ねができる状態です。
硬化乾燥は指で強く押しても指紋が付かない状態。ここまでくると塗膜内部の
乾燥状態はほぼほぼ終わっています。
そして最後の完全乾燥。この状態まで乾燥し切ってから、塗料の本来の
性能が発揮されるようになります。
大体かかる時間としては、指触乾燥が１～２時間。半硬化乾燥が４時間～数日。
硬化乾燥が１週間程度。完全乾燥は２週間～１カ月。
ガイナさんが・・・△イナさんが「１か月待ってください！」と言ったのは
この完全乾燥までに１カ月かかるためだと思われます。
待てませんでしたが。
塗料の種類によってかかる時間が大きく変わるので塗料を使う際に調べた方が
いいですね。
「触っても指に付かないから２回目塗ろう！」ってやってしまうと、
ひび割れたりはがれたりするので要注意ですよ！
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