2025.11.26
エアコンクリーニングの豆知識
こんにちは! クリーニング事業課の内田です。
今回はエアコンクリーニングの豆知識をご紹介させて頂きます。
お客様からよくいただく質問に、こんなものがあります。
「うちのエアコンってクリーニングできますか?」
「業者さんに“作業スペースがないと難しい”って言われたんですが…」
実はエアコンクリーニングには “作業に必要なスペース” がしっかりあるんです。
特に 右側に基盤があるタイプ のエアコンは、構造上どうしても「右側の作業スペース」が重要になります。
◆ なぜ「右側」にスペースが必要なの?
最近の壁掛けエアコンは、右側に電子基盤がついているモデルが多いんです。
クリーニングをする際は、この基盤周辺の分解作業が必須。
でも…
● 右側が壁にピッタリ

→ ネジが取れない
→ カバーが外せない
→基板からコネクターが外せない
となり、分解洗浄ができなくなります。
◆ 天井との距離もめちゃ大事

もうひとつ見落とされがちなのが 上側(天井)との距離。
エアコンの上に指が入らないほど天井が近いと、
外装カバーが持ち上がらない
ルーバーや内部構造が外せない
高圧洗浄の養生ができない
となり、安全な作業ができません。
一般的には 天井から5〜10cm はほしいところ。
“ほとんどゼロ距離” という設置も多いですが、その場合はクリーニングできないことがあります。
◆ じゃあどうすればいいの?
● ① 設置状況の写真を送る
業者に事前に写真を見せることで、
「作業可能か」「部分分解で対応可能か」「取り外しが必要か」
が判断しやすくなります。
● ② 取り外しクリーニングという選択肢
右の壁が近すぎてどうにもならない場合、
一度取り外してクリーニング→再設置 という方法もあります。
費用は上がりますが、内部までしっかり洗えて安心。
● ③ 設置の見直し(今後の参考)
新しく取り付ける際は、
「右側に5cm以上・天井から5〜10cm」
を意識しておくと、後々のクリーニングがスムーズです。
◆ まとめ
エアコンクリーニングは
“分解できるかどうか” が全て。
右に基盤・右が壁に近い・天井が近い
この条件がそろうと、どうしても作業が難しくなります。
でも、対応方法はいくつかあるので、
困ったときは気軽に相談してみてくださいね。


