2024.10.21
外壁(サイディング)の浮き・コーキングの劣化に要注意!
こんにちは、カスタマーサポート課の末廣です。
今回は外壁のコーキングのひび割れから雨水が侵入して、下地の胴縁が腐食し、壁内でカビが発生していた現場について書かせていただきます。
こちらの建物は築15年以上が経過して、外壁のコーキングがひび割れ・破断していました。
下の写真の様に横方向(横目地)のコーキングも劣化していると、縦方向(縦目地)に比べて面で雨水を受けて壁の裏側に雨水が侵入しやすいので注意が必要です。
外壁のサイディングが浮いていしまっている箇所もあったので、ビスで打ち込んで抑制を試みましたが、下地の胴縁が雨水の侵入で腐食してしまってビスが効かない状況になっていました。
外壁のサイディングの浮き
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浮きの抑制ができないので、外壁のサイディングを張り替えする為に剥がしてみると、下地胴縁の腐食やカビの発生が確認されました。
下地胴縁の腐食
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カビの発生
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続いてカビを除去してから新しく下地の胴縁を打ち直し、新しいサイディングを貼り直しました。
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その後、コーキングを打ち直してから外壁を塗装して、工事完了しました。
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外壁のコーキングの劣化は他の部位の劣化や雨漏りの発生につながりますので、早目のメンテナンスをお勧めします!
~今できることを考えてベストを尽くす~
末廣 高雅