2015.09.28
外壁塗装の塗り替え時期とは③
前回の記事では「材質別、塗り替え時期の目安」について
ご紹介いたしました。
今回は外壁塗装の劣化サインについてご紹介します。
実は家は、外壁が劣化してくると様々なヘルプサインを出しています。
そこで、劣化を段階別に見てみましょう。
第一段階
・チョーキング
壁を触ったときに手に白い粉が付く。
これがチョーキング現象です。
壁の塗膜面が劣化して防水性が失われた状態になっています。
第二段階
・クラック(ヒビ・割れ)
特に横ひびには注意が必要で、雨水などが溜まりやすくなり
壁の劣化を早める原因となってしまいます。
・シーリングの劣化
目地に隙間やひび割れはありませんか?
固くなっていたり、ヒビ割れている場合は
これが劣化のサインです。
・カビやコケ
防水性の低下に伴い湿気ていると、微生物が繁殖し
カビやコケが生えてきます。放っておくと
徐々に内部へも広がっていきます。
最終段階
・浮き、膨れ
浮きは見た目の悪さだけでなく雨水がそこから入ることによって
建材が腐食していく恐れがあります。ひどい場合には家の土台部分まで
腐食が進み、大規模リフォームをせざるを得なくなってしまいます。
いかがでしたか?
塗り替え時期を見逃してしまうと、費用が倍以上かかる恐れがあります。
定期的なメンテナンスを忘れずに行いましょう。