11月

これだけ読めばわかる!外壁塗装の色の選び方の手順とコツ

外壁塗装は家の印象をガラリと変える、十数年に一度の大きな機会です。
外壁塗装によって家が新築みたいに生まれ変わることもあります。

しかし、その色選びで悩む方も非常においのではないでしょうか。
最近では多くの塗料が開発され、微妙な色の違いの塗料も多く存在します。
その微妙な差異を見極めて、ベストなものを選ぶことは簡単な事ではないでしょう。

そこで今回は、外壁塗装の色選びの手順と、そのコツについてご紹介したいと思います。

1.イメージの言語化

一つ目は、自分がしたい家のイメージの言語化です。家の外装によって、その家の雰囲気は大きく変わります。
なので、外装を考えるとき、自身がどのような雰囲気が好きなのか、もしくはどのような雰囲気を出したいのかなどを考える必要があります。

例えば、「明るく優しい雰囲気」が好きなのであれば、薄いピンクやクリーム色が適しているかも知れません。
一方で、「上品で落ち着いた雰囲気」が好きであれば、黒や濃いブラウンがいいのかもしれません。

業者の方に色をお願いするときも、色のみを伝えるのではなく、作りたい雰囲気やイメージを言語化して伝える事で、より納得度の高い色選びができるようになると思います。

2.家の周りの散歩

二つ目は、家の周りを意識的に散歩してみることです。外装選びになぜ散歩?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外装選びに周りの家を参考にする事はとても有意義なことです。

なぜなら、家の周りを散歩することによって、地域に溶け込む色や雰囲気を考えることができ、天候や時間帯によっての色の見え方の違いも簡単に見ることができるからです。もし自分の家の近くに素敵な外装の物件があれば、そのイメージと実物を基に業者さんに色を伝える事もできますよね。

なので、家の外装を考えるとき、ぜひ散歩をしながら自分の家の外装の参考にしてみてください。

3.周りの景観への配慮、景観ガイドラインの確認

三つ目は、外装は地域全体の景観にも影響するので、その地域の景観ガイドラインや周りの家の雰囲気をつかむことが大切です。
景観ガイドラインに関して、特に京都では強力です。

その為、京都市内のコンビニエンスストア、個人住宅などは色彩などが存在しています。程度の差はあるものの、他の地域でも景観ガイドラインはあることもあるので、確認してみてください。
特にそうした制限がなかった場合も、周りの家の環境をみることをお勧めします。

奇抜な外装に関して、著名人の方が近隣住民から訴えられたこともありました。
家の外装一つでご近所の方との軋轢を生まないためにも、少し気を使ってみることをお勧めします。

家の外観のイメージを膨らませた後は、実際の選びに移ります。
色を選ぶときに注意が必要な点は、色の組み合わせ方と実際の見え方です。
それではこの二つについて説明していこうと思います。

4.組み合わせ

色を選ぶ際、基本的には外壁を単色で仕上げることが無難です。
しかし、最近では個性を出すために2色、3色を使う場合があります。
複数の色を使う場合には、そのバランスや組み合わせに注意する必要があります。

また使う色の種類としては、統一感を住宅に出すため、多くても3色までが良いとされています。
ツートンカラー仕上げの場合は、調和がとれた同系色(グレーと黒、クリーム色とブラウンなど)、もしくは彩度(薄いクリーム色、薄い青など)が同じくらいの色であわせるとバランスが良くなります。この時の2色の割合は6:4か7:3くらいがいいとされています。

3色にする場合は、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを選ぶ必要があります。
ベースカラーの面積が一番大きく、アクセントカラーの色の面積が一番小さくなります。

バランスとしては、ベースカラーが外壁の70%ほど、アソートカラーが25%、アクセントカラーが外壁の5%くらいがちょうどいいとされています。ベースカラーは鮮やかな原色は向かず、近隣の色合いも参考にするといいでしょう。
アソートカラーはベースカラーと釣り合いのとれる、同系色のもの。
アクセントカラーには個性を演出するための、全体を締めるために使えるような色がいいとされています。

5.実際の見え方

外壁に使う塗料を決めるとき、実際にどのように見えるのかを意識的に見ることが大切です。
実際、納得できる色が見つかったと思っても、塗ってみたら何か違ったという事は起こりがちな事です。
なぜなら、色を選ぶ時には二つの外的要因によって目の錯覚起こっているからです。

一つ目は、光源が見え方に影響します。光源とは太陽、蛍光灯、白熱灯などを意味しています。
例えば、蛍光灯よりも白熱灯の下でモノを見た方が、黄色っぽく見えるようになります。
それゆえ、晴れの日、曇りの日は実際に外に出て色を確認してみたほうが、実際に塗られたときの見え方に近くなります。

二つ目は、その色が塗られている面積や広さによって、色の感じ方が変わってきます。
一般に、色は大きな面積になると、色が薄く、明るく、鮮やかに色合いが強調されて見えるようになります。
なので、色見本のような小さい面積では色が濃く見えても、実際に外壁に塗ってみると薄く見えてしまうことがあります。
なので、特に濃いブラウンなどを選ぶときには気を付けなければなりません。

今回は外壁塗装の色を選ぶときの手順とコツについて紹介しました。
外壁塗装は十数年に一度なため、多くの人は慣れていない部分が多いと思います。
また色や塗装については専門性が高いため、一人で決めることも難しいです。
最終的にはしっかりと信頼できる業者の方と相談することによって、納得のいく外壁塗装を行うことができるのではないでしょうか。

 

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外壁塗装の大手メーカーと地域業者の違いは?-メリット・デメリット編-

外壁塗装業者を選ぶ際、まず初めの悩みどころはどの業者さんに頼むかではないでしょうか。
業者さんを選ぶ時、規模の点では地域業者と大手ハウスメーカーの二つが代表的です。

地域業者で外壁塗装を行うのと、大手ハウスメーカーで外壁塗装を行うのとでは、料金などでも大きく違いが生じてきます。
外壁塗装を行う業者は全国に数十万、また地域の業者だけでも数多く存在しています。

その中でどこがいいのかを1社に決めるのは、とても悩むことだと思います。
少なくとも、大手と地域業者の違いを把握しておくことによって、それぞれの特徴と気を付けなければならないことが明確になります。

そこで今回は、地域業者と大手ハウスメーカーの外壁塗装の違いについてご紹介したいと思います。

・地元業者を選ぶメリット

1.リーズナブルな料金

地元業者を選ぶ大きなメリットは、外壁塗装工事費が安く抑えられることです。
地元の小規模な業者は社内で職人を手配して工事を行います。

それゆえ、必要最低限の経費で芸壁塗装工事を行うことができます。
大手業者の場合、下請け企業にその工事を依頼することが多いです。
それゆえ料金の中には中間マージンが含まれているため、費用が基本的に高くなります。

2.円滑なコミュニケーション

地域業者では、見積もり、契約、施工までを一貫して引き受けてもらうことができます。
なので、話し合いの末に決まった結果などがスムーズに伝達され、認識の食い違いも比較的起こりにくいと言えるでしょう。

また一括して工事をお願いすることができるので、要望にも迅速に対応してもらえることが期待できます。
大手メーカーでは、下請け企業に工事依頼をしているので、対応へのスピードでも違いが生じるでしょう。

3.迅速な対応

地域業者に外壁塗装をお願いした場合、何かあった場合には物理的にも近いので、すぐかけつけて対応してもらうことができます。
大掛かりな工事なだけに、問題があった時にすぐに相談に行けるのは非常に心強いです。

またこの物理的な距離はすぐかけつけてくれるだけではなく、費用にも影響を与えます。
なぜなら、遠くから派遣してきてもらう場合には、その分移動代もかかるからです。
地域の外壁塗装業者は、問題があった時に迅速に対応しやすく、また費用も大手メーカーよりもかかりにくいと言えるでしょう。

4.塗装の地域性

地元で塗装業をしている会社には、その地域で生まれ育った人も多く、地元周辺の気候にも精通しています。
そのため、気候に合った塗料選び・塗装工事をしてくれます。

例えば、海の近くの家だと潮風が塗装にも大きな影響を与えるので、塩害対策をする必要があります。
また機能性塗料を選ぶ場合でも、どの塗料が一番効果を発揮できるのかは外部環境に大きく影響されるので、地域の気候を知っていることは大きな強みの一つです。
大手業者だと、その地域性まで把握することは難しいので、地域業者には地理の理があると言えます。

・地域業者のデメリット

1.優良業者の選定が難しい

地域業者の中でも、様々な会社が存在します。外壁塗装には質の良い業者に頼むのがベストですが、地域の限られた情報網から最もいい会社を選ぶのは少し難しいでしょう。
また最も大切なのは、まれに存在する悪質業者に引っかからないようにすることです。

特に悪質業者では、飛び込みの訪問営業をして、そのまま契約を結ばせることもあるので、どの業者に頼むかは地域の口コミやサイトの評判、工事の実績などを加味して考慮する必要があります。

2.アフターケア

地域業者にお願いする際には、施工後のアフターケアについても確認するようにしましょう。最近では小規模な業者でも、多くの施工会社が充実した保証を付けるようになってきました。しかし、その保証内容にはそれぞれ違いがあるので、しっかりと確認しておく必要がります。また頼んだ業者が数年後に倒産していると、不具合が起きても対応してもらえない場合もあります。こうしたリスクを念頭において、保証の確認も行うようにしましょう。

・大手業者のメリット

1.多くの実績

大手業者の場合、これまでに多くの工事を手掛けてきており、実績をもとにした信頼感が大きなメリットです。また施工の際や不具合が起こった時でも、ブランドの名前がかかっているので、責任をもって対応してもらえます。保証も充実している場合が多く、施工後も何かあった際には安心してその対応をお願いすることができるでしょう。

2.継続的な付き合い

外壁塗装の工事は、十数年に一度の工事なので、経営基盤のしっかりとした大手を選んでおくと、次回の工事の際も対応してもらうことができます。また次の工事の時に担当者が変わっていても、情報を引き継いでくれるため、家のメンテナンス情報を長期間保存してくれます。大手のハウスメーカーであれば、外壁塗装以外にも防水工事など必要なメンテナンスの時期に知らせてくれるので、住宅全般の管理としても活用できます。

・大手業者のデメリット

3.割高な料金

大手業者のデメリットは、地域業者に比べて割高になる点です。大手業者はそれぞれの工事を下請けの会社に発注することが多く、その下請けの会社がさらに業者に委託することもあり得ます。その為中間マージンに費用がかさみ、コストが地域業者よりも高くなる傾向にあります。また業務を委託するという事は、施主の要望がスムーズに確実に伝わらない確率も高くなります。そのことを考慮したうえで、施工会社や大手メーカーとコミュニケーションをとる必要があります。

今回は地域業者と大手メーカーの違いについて紹介しました。地域業者に外壁塗装をお願いするメリットは、リーズナブルな料金、迅速で円滑なコミュニケーションがとりやすいこと、また地域の特徴を把握している事でした。一方で、大手メーカーには長期間にわたって安定した関係を構築できるという点にメリットがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、それぞれの特徴を抑えることによってあらかじめデメリットに備え、よりよい外壁塗装を実施することができるのではないでしょうか。

 

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外壁塗装の工程について、その役割とは?各手順の内容をご紹介!

外壁塗装の工事をお願いするとき、一般的なものでは下塗り、中塗り、上塗りの3工程で終わることが一般的です。
業者さんに工事をお願いするときでも、基本的な工程とそれぞれの意味を把握しておくことは大切です。

なぜなら、外壁塗装業者の中には良心的ではない団体も存在しており、基本的な知識がない状態では言われるとおりに工事を進めるしかないからです。

例えば、「中塗りをしなくてもいいので安くします。」と言われた際、本当に必要ないのかわからなければ、1年後や2年後に壁面にトラブルが起きるなどの事態になりかねません。
なので、ここではそれぞれの工程がなぜ行われているのかについて、簡単に説明をしていきたいと思います。

外壁塗装の手順は、大きく分けて5つです。工程の順から、洗浄、下地補修、下塗り、中塗り、上塗りです。それぞれの工程について、ご紹介します。

1.洗浄

塗装された壁面の塗膜は、風雨にさらされて古くなり、劣化していきます。
劣化した塗膜は少しずつ粉化し、触ると白い粉が付着するようになります。
(チョーキング現象)チョーキング現象が起こってしまった外壁塗装の上に塗装を行っても、古い塗膜が邪魔になり、塗料がはがれやすくなります。

それゆえ、最初に洗浄を行うことが大切です。洗浄の工程で、高圧洗浄を行うか否かは施工業者によって対応が異なります。
一般に広く普及してきた高圧洗浄ですが、まだ歴史が浅いため、水洗いのみで塗装を行う施工業者もあります。

高圧洗浄が必要な理由は、汚れやさびなどをしっかりと取り除くことにより、より耐久性の高い外壁塗装が可能になるからです。
また塗料の付着が良くなるだけではなく、見栄えの向上にも効果を発揮します。高圧洗浄を業者にお願いするときは、その工程に手抜きがないか確認するようにしましょう。

なぜなら、高圧洗浄は外壁の状態を確認しながら古い塗膜をそぎ落とす手間のかかる作業です。
それゆえ1~2時間で終わる作業ではなく、洗浄に一日を費やすこともあり得ます。

また、乾燥期間をしっかりと開けることも重要です。
費用に関しては、㎡あたりで提示してもらい、明確化してもらう必要があります。

2.下地補修

下地補修とは、外壁のひび割れや膨れや剥がれなどの処理、サイディングボードなどの目地部分の補修、さび止めの塗布など傷になっている部分を補修することを言います。
これはモルタル壁とサイディング壁で対応が異なります。

モルタル壁の場合、付着物の除去、クラック補修、欠損の補修が必要です。
付着物の除去では、高圧洗浄で落としきれなかった部分を手作業で綺麗にしていきます。

塗膜がしっかりしている部分はそのままにしておくなど、職人の目が大切になる部分です。
クラック補修は、ひび割れた個所をシーリング材やパテで補強することです。

放っておくと、ひび割れ部分から雨水が入り込み内部を侵食するため、あらかじめ下地処理の段階で埋めておく必要があります。
欠損部の補修では、ひび割れた個所を樹脂モルタルなどで補修する必要があります。

サイディング壁については、ひび割れの補修、目地部分の継ぎ目の目地のシーリングのうち替えが必要です。
こうした下地補修をしっかりと行うことで、外壁塗装の仕上がりが美しく、耐久性の高いものになります。

3.下塗り

下塗りとは、下地処理をした後、塗面を整えるため最初に塗料を塗る作業の事です。
この下塗りは中・上塗りとの密着性を高める効果があり、高圧洗浄機などで壁を綺麗にした後、古い外壁をよみがえらせるために行われます。

この下塗りでは、専門的な知識が必要であるとされ、外壁の状態や上塗りで使う塗料によって、塗料を変える必要があります。
この作業は地味に見えて、一番大切な作業です。下塗りをいい加減に行ってしまうと、初期不良で3年くらいですぐに塗装がはがれてしまうこともあります。
なので、下塗りを丁寧にしてくれる業者を選ぶことが大切です。

4.中塗り

中塗りでは、基本的に上塗りと同じ塗料を塗ります。同じ塗料を使うことが多いものの、手順としては抜かすことができず、大切な作業なので中塗りという言葉で作業の一つとして認識されています。
中塗りの役割は、仕上がった時に塗料のムラを無くし、均一にするために行われます。また上塗りが少しはがれた場合でも、中塗りがカバーをして色むらができにくいなどの効果も期待できます。

基本的に、塗料は重ねて塗ることによって強度を増していきます。なので、中塗りを省く業者などは信用しないほうがいいでしょう。
信頼できる業者に頼んだ場合は問題ないかもしれませんが、実績がよくわからない塗装業者に頼むときは、中塗りの色を変える事も一つの方法です。

そうすることによって、どこまで塗ったかをしっかりと把握することができるため、安心して塗装業者の仕事の手順を把握することもできます
いずれにせよ、一番大切なことは、信頼できる業者に塗装をお願いすることです。

5.上塗り

上塗りでは、基本的に中塗りと同じ塗料を使います。これは外壁塗装の仕上げの部分です。
専門家が見ない限り、上塗りをされた状態だけ見ると全て綺麗な住宅に見えてしまいます。
なので、業者による不正を防ぐためには、仕上げの段階だけではなく、前段階の作業も確認しながら、しっかりと業者に対してお願いすることが大切です。

外壁塗装の工事をお願いする際、基本的な工程を知っておくことは非常に大切です。
それが住宅のよりよい外壁塗装工事に繋がり、また期間や費用に関しても適正なものか判断できるようになります。
外壁塗装工事は、洗浄、下地補修、下塗り、中塗り、上塗りの五つの工程から成り立っています。

それぞれの工程には意味があり、住宅の維持のために必要なものです。
適切な知識を持ち、話し合いのうえで信頼できる業者さんに仕事を任せることによって、住宅をより長く快適に保つことができるのではないでしょうか。

 

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外壁塗装の役割とは?-住宅の保護編-

外壁塗装の耐久年数は、主に8~15年ほどと言われています。
塗装を定期的に行うことによって、家の外観が保たれ、いつまでも美しい状態で家を保つことができます。

多くの方は定期的に外壁塗装などの塗り替え工事を行いますが、外壁塗装は本当に必要なのか思う人もいるのではないでしょうか。
外壁塗装を行う意味は、単に外観を綺麗にする為だけではありません。

外壁塗装には、家の美観を保つ、住宅の性能を向上させる、家を保護するという三つの役割があります。
今回は、外壁塗装の大切さを理解してもらうために、その効果についてご紹介したいと思います。

役割:家を保護する
外壁塗装には風雨や紫外線などの外部環境から家を守るという役割があります。
建物は常に天候や自然環境にさらされています。紫外線、雨、風、台風、直射日光などから私たちを守ってくれる一方、過酷な自然は建物にトラブルを引き起こす原因にもなります。

そうしたトラブルから建物を守るのが外壁塗装の役割です。
もし外壁塗装の保護機能が失われたまま放置すると、住宅自体にも劣化をもたらします。

■モルタル編

外壁によく使われるモルタルは、塗装の保護機能が失われると劣化症状が起こります。
ここでは代表的な4つの劣化症状についてご紹介します。

.ひび割れ

外壁塗装の保護機能が弱まると、住宅にひび割れが起こる可能性があります。
なぜなら建物は外気の気温に影響され細かに膨張と収縮を繰り返しているからです。
短期間では問題ないものの、長年その状態で放置されると、ひび割れに繋がります。

ひび割れが発生すると、そこから水が浸入し、建物の内部腐食を引き起こします。
外壁塗装の保護機能が失われると、このように住宅全体の構造体や断熱材が腐食する危険性もあります。

2.チョーキング

チョーキングとは、外壁塗装の劣化により壁に触れた際、手に白い粉が付着するようになることです。
これは外壁塗装の塗り替えが必要な時期を示しています。

チョーキングは紫外線と水の影響により塗膜の分子の結合が破壊されることで発生する劣化症状です。
チョーキングを放置すると、モルタルが水を含み、壁面内部から構造体の腐食を引き起こす可能性があります。

3.塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれは、下地処理が十分ではなく、また塗料との密着が悪くなることによって起こりやすい劣化症状です。
塗膜の剥がれは住宅に水分の侵入を許し、二次災害を生む恐れがあります。

具体的には、天井のシミ、部屋のカビ臭さ、白アリの発生です。
特に湿気を好むシロアリをおびき寄せてしまうと、家の構造体が大きく浸食される可能性があります。
そうなる前に、家への水分の侵入を許さないためにも、外壁塗装は重要です。

4.藻やカビの発生

藻やカビが発生する箇所は水分を含みやすい場所です。
基本的には周辺に川があり、また日当たりの悪い北側で多く見られます。

しかし、外壁塗装の保護機能が失われると、モルタルの表面にも藻やカビが発生する危険性があります。
壁面に藻やカビが発生したという事は、その内部の腐食も進んでいるという事です。
一般に外部から見るより、内部の浸食が進んでいることが多いので、手遅れになる前にメンテナンスを行うことが大切です。

■サイディング編

サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料として板状に形成した外壁材です。
外壁塗装が適切に行われない際、サイディングに起こりやすい代表的な劣化症状は主に3つあります。

1.目地部のひび割れ・欠損

サイディングは、板をつなぎ合わせて壁を構成するため、そのつなぎ目の耐久性は弱くなる傾向にあります。
それゆえ、壁面の保護機能が失われた際、この目地部は劣化症状を起こしやすい一つのポイントになります。

サイディングの目地がひび割れを起こすと、その日々から水が浸入し、建物内部の構造体や断熱材を腐食する危険性があります。
また水の侵入はシロアリを引き寄せるきっかけになり、断熱材の腐食は住宅の断熱性を大幅に劣化させます。
それゆえ、外壁塗装により適切な壁面保護が重要になってきます。

2.ひび割れ

壁面の保護機能の低下は、サイディングそのものにひび割れを起こす原因となります。
サイディングにひび割れが起こった際、水が住宅内に侵入することによって様々な住宅トラブルを引き起こします。

また冬場は、内部に侵入した水が凍結による膨張を繰り返すことによって、サイディングの表層が剥離してしまうこともあります。
外面の劣化が目に見えるようになった時には、既に水分による浸食が起こっている状態なので、予め対策を取ることが大切です。

3.サイディングの反り

サイディングの反りは、目地部から侵入した水分が気候により膨張と収縮を繰り返すことによって発生します。
サイディングの反りによって隙間が大きくなり、それが内部の構造体の腐食を加速させる危険性があります。
水分の侵入は多くの住宅トラブルを引き起こします。
それゆえ、定期的なメンテナンスは重要です。

以上みてきたように、外壁塗装は家を保護するために大切なものです。
家の保護を適切に行わなかった場合、構造体や内部構造に腐食をもたらす危険性があり、大幅なリフォームを余儀なくされる可能性もあります。
外壁塗装の工事は十数年に一度の住宅のための大切なメンテナンスです。

この手間をかけることによって、より長い期間、家に長く快適に住まうことができます。
大切な資産である家だからこそ、定期的なケアは重要なのではないでしょうか。

 

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外壁塗装の役割とは?-美観の維持、住宅性能の向上編-

外壁塗装の耐久年数は、主に8~15年ほどと言われています。

塗装を定期的に行うことによって、家の外観が保たれ、いつまでも美しい状態で家を保つことができます。多くの方は定期的に外壁塗装などの塗り替え工事を行いますが、外壁塗装は本当に必要なのか思う人もいるのではないでしょうか。

外壁塗装を行う意味は、単に外観を綺麗にする為だけではありません。外壁塗装には、家の美観を保つ、住宅の性能を向上させる、家を保護するという三つの役割があります。

今回は、外壁塗装の大切さを理解してもらうために、その効果についてご紹介したいと思います。

役割1.美観を保つ

外壁塗装の一つの役割は、家の美観を保つことです。家の美観というのは、長年同じ家にいたら気が付かないことも多いですが、少しずつ劣化していくものです。
家の美観は大きく2種類存在します。一つ目は、塗装がきれいに保たれているか。二つ目は、家がひび割れなどのトラブルを起こしていないかです。

塗装がきれいに保たれているかに関して、現在の塗料の技術では、色あせを完璧に防ぐことはできません。
長年同じ住宅に住んでいるとその違いに気づきにくいかもしれませんが、知らぬ間に色の劣化は進んでいます。

それゆえ、外観の美しさを保つためにも定期的なメンテナンスが必要です。

二つ目のひび割れなどのトラブルに関して、壁のひび割れ、色の劣化に対しては専門的な処置が必要です。
また外壁塗装を適切に行うことによってひび割れなどを防ぐことができるため、定期的なメンテナンスは住宅トラブルを起こさない美観の維持にも役立ちます。

役割2.家の性能を高める

二つ目に、塗料には家の機能性を向上させる役割があります。
特に機能性塗料と言われるものには、断熱塗料や地球にやさしいエコ塗料などもあります。

機能性塗料のメリットは、私たちの生活をより快適に、また地球にも優しくなるように作られていることです。
機能性塗料を用いることによって、家の中の気温や湿度を快適なものに近づけてくれます。

結果として光熱費の使用率が下がり、光熱費の削減にもつながります。
一方で、機能性塗料は環境や施工場所によって効果が変わるので、注意も必要です。

例えば、光触媒の塗料は太陽の光に当たることによって空気洗浄やセルフクリーニング効果を発揮しますが、日当たりの悪いところではその効果が薄くなります。

塗料は住宅の性能を高める一方で、適切な場所に使われることが求められます。
以下では、いくつかの機能性塗料についてご紹介します。

光触媒塗料

光触媒塗料は、壁を守ることや美観にこだわること+地球環境に配慮した機能を持っています。
従来の塗料は外観を美しくし、外壁を守る保護効果を持たせることが中心でした。

しかし、そこに地球環境に配慮し、耐用年数も大幅に上げたことが画期的な塗料です。
光触媒塗料に太陽の光が当たることで、空気を浄化し、また太陽の光で塗膜の汚れを浮かす効果があります。
浮いた汚れは雨が降ると流れ落ちるので、セルフクリーニング効果があります。また他の塗料に比べ、耐用年数が長いことも光触媒の大きな特徴です。

断熱塗料

断熱塗料は「熱を断つ」塗料ではなく、熱をコントロールする機能を持っています。
断熱塗料を施工することで、住宅内をより快適に過ごしやすくすることができます。

熱をコントロールするという事は、夏は涼しくするために外に熱を逃がし、冬は熱を逃がさないように機能します。四季の気温差が激しい日本で、柔軟にその環境に対応することができる塗料です。

遮熱塗料

遮熱塗料は、屋根に使用されることのおい、太陽の光を反射する塗料の事を言います。
外壁の中で最も劣化の速い部分は、屋根であると言われています。

それは直射日光や風雨からの影響を最も大きく受ける部分だからです。
遮熱塗料は、それに対応できるほど耐久性が強く、また太陽の熱によるダメージを防ぐ効果があります。
また断熱塗料と併用することにより効果を高め、夏の暑い日でも室温の上昇を防ぐことができます。

具体的には、防水、防カビ、遮熱、断熱、低汚染、セルフクリーニングなどの機能性塗料があります。ここではいくつかの
防水、防カビは家の寿命を長く保つうえでも、非常に大切なものです。
また遮熱、断熱は住んでいる人々の快適性を向上させることができます。

セルフクリーニングに関しては、家のメンテナンスの手間を少しでも減らす事によって、住む人々への利便性を追求しています。
外壁塗装には、こうした家の性能を高める効果があります。

以上に述べたように、外壁塗装によって住宅の美観を保ち、住宅の性能を向上させることができます。
家の美観は、塗料の美しさと住宅の外壁の状態を良好に保つことによって維持することができます。

また住宅の性能の向上については、外壁塗装を施すことによって、住宅内にも快適な環境を作り出すことができます。
外壁塗装の工事は、大切な家を長く使うためにも必要不可欠なものです。
適切なメンテナンスを施すことによって、快適な住宅環境で長く暮らすことが可能になるのではないでしょうか。

 

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