6月

外壁塗装をお願いする時の注意点〜雨漏り編〜

戸建て住宅の場合、新築から10年程度経つと、防水機能が低下するといわれています。そのため、外壁塗装工事で雨漏り予防が重要となります。
外壁塗装というと、見た目の美しさを保つために必要なものと思っている人もいるかもしれませんが、美観だけではなく、防水という大事な役割をもっています。

新築時には、見た目だけではなく防水機能も十分ある外壁ですが、毎日の雨風、紫外線を浴びた外壁は、日々劣化がすすみ少しずつ防水機能が低下してしまいます。
外壁の塗装部分にヒビが入っていたり、はがれているような場合には、そこから雨水が侵入してしまい、雨漏りの原因につながってしまいます。
雨漏りは屋根から起こると思っている人もいるかもしれませんが、屋根だけではなく外壁からの雨水は浸入する可能性がありますから、屋根の塗装を行うときには、外壁塗装と一緒に行うと安くなることが多いので、同時に行うことをおすすめします。

外壁から雨漏りする原因としては、台風などの自然災害が考えられます。
屋根や外壁は、通常の雨風を想定して防水されていますが、強い台風などの自然災害によって、外壁と屋根の境目などから雨漏りするケースがあります。
また、外壁材が劣化してくれと、防水効果が低下して雨漏りの原因となってしまいます。一般的な外壁塗装は、10年程度で防水機能は低下してしまいますから、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
外壁は、雨風から家を守ってくれる重要な部分ですから、定期点検が大切です。

最近ではモルタルに塗料を吹き付けるタイプよりも、サイディングを使用した外壁が一般的となってきています。サイディングは、塗料だけの場合よりも長持ちするといわれていますが、それでも10年経てば点検をした方がよいでしょう。
また、サイディングは、隙間を埋めるためにシーリング剤を使用していますが、シーリング剤の寿命は、サイディングよりも短いことが一般的ですから、サイディングの防水機能があっても、シーリングが劣化してしまった場合には、そこから雨水が浸入して、雨漏りの原因となるケースも考えられます。
そのため、シーリング剤の修理や補強も大切といえます。

外壁塗装は日々劣化が進んでいます。特に、壁にカビが生えたり、塗料がひび割れしてきた、壁に触ると白い粉がつくような場合には、外壁が劣化している証拠です。そのまま放置していると、雨漏りが発生する可能性が高くなってしまいますから、できるだけ早くメンテナンスを行った方がよいでしょう。
そのとき重要なことは、防水知識のある業者を選ぶことです。
外壁塗装業者と一言でいっても、使用する塗料や職人、塗装方法などそれぞれ異なります。通常なら、10日前後は工事日程が必要となりますが、あまりにも日数が短い業者などは、必要な作業を行っていない場合もありますし、手抜き工事をしている可能性も考えられます。また、飛び込みで今なら通常の価格の半額で施工できるといって、契約を急がせるような業者もいます。
こういった業者のほとんどは、もともとの通常価格が相場よりも大幅に高く設定されていることも多く、半額になったからといっても、相場より高いケースが少なくありません。

飛び込み業者の中には、下請け業者に任せていたり、アフターフォローを全く行わない悪徳な業者も存在します。最悪の場合、外壁塗装を行ったにも関わらず、雨漏りが改善されなかったり、数年で防水機能がなくなってしまい、再度外壁塗装を行わないといけなくなることもありますから、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
飛び込みの業者の場合、今日契約をすれば半額で行える。
あと1件かけモニター価格で施工できるなどといって、契約を急がせますが、優良な業者の場合はそういったことはしませんから、契約を急がせるような業者は怪しいと思った方がよいでしょう。
外壁塗装で失敗しないためには、複数の業者から見積もりをとって、きちんとそれぞれの項目が記載されているのを確認することが大事です。
優良な業者なら、使用している塗料や足場代、人件費など細かく見積もりに記載されていますから、そういった記載がなく、合計金額だけしかない見積書を提出するような業者はやめておきましょう。

家というのは、建てたらおしまいというものではなく、長く住み続けるためには、定期的なメンテナンスが大切です。
どんな家でも、10年を過ぎれば不具合がでてきますから、10年を目処にメンテナンスを行うため、メンテナンス費用を積み立てておく必要があります。
外壁塗装は、100万円前後かかりますから、いざというときに大金が必要となります。メンテナンスを怠ったばかりに雨漏りが進んでしまい、大幅な修理が必要となってしまうこともあります。そうなると、数百万円の修繕費が必要になることもあり、ひどい場合には、建て直しが必要となることもあります。そうならないためにも、定期的に外壁塗装の塗り直しやメンテナンスを行うことが大切です。

 

 

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外壁塗装をお願いする時の注意点〜カラー決め編〜

外壁が家の顔とも言うべき部分なので、常に清潔で美しさを保つことが求められています。しかし外に向かって剥き出しになっており、紫外線が直接あたったり、雨水が付着しやすい環境にあるので、時間と共に少しずつ劣化してしまいます。そのため使用する塗料にも違いがありますが、一般的に10年に一度を目安にして外壁塗装をすることが必要です。

外壁塗装を行うとき、使用する塗料を選ぶことが重要になります。塗料には素材によって、耐用年数や費用が異なるので、求めている耐久性や予算によって選ぶことが必要になります。そして素材によって塗料を選ぶのと同じくらい、重要になるのが塗料の色選びです。

塗料の開発が進んで、今では驚くほどカラーバリエーションが豊富になっています。カラーバリエーションが豊富になったことから色選びをするのは想像以上に難しく、慎重になる必要があります。外壁塗装工事にはまとまった費用が必要になりますから、色選びで失敗しないようにすることが大切です。

色選びをするときに、業者からカラーサンプル帳を貸し出してもらうことができます。そこには沢山のカラーサンプルが張り付けられているので、その中から好む色を選ぶことになります。ただサンプルと実物は違うと感じることが多く、塗装が終わった後で想像していた色とは違ったと後悔する人が少なくありません。

サンプルと実物が違う色に見えてしまうのは、面積効果という人間の目に起こりやすい錯覚が起きてしまうからです。カラーサンプル帳に貼り付けられている色見本は、数センチ四方の小さなものです。同じ色を小さなところと大きなところに塗った場合、小さなところに塗ったほうが明度や彩度が低く見えてしまう傾向があります。

そのためカラーサンプルと外壁が同じ色だった場合でも、カラーサンプルの方が濃くて暗く見えてしまいます。実際に外壁に塗った場合、想像していたよりも色が明るくて薄いと感じてしまうので、色選びに後悔してしまうことがあります。カラーサンプルだけで選ぶときは、自分がいいと感じる色よりも、1つか2つ明度が低いものを選ぶようにします。後悔しないようにするため、カラーサンプルだけで色選びをするのはやめておくほうが良いでしょう。

ただカラーサンプルしかないときは、それを持って実際の外壁と並べて比較してみるようにします。そして太陽光のもとで決めるようにしたり、晴れた日だけでなく雨の日や曇りの日にも外壁の色がどう見えるのか確認します。天気によって外壁の色の印象は変化しますから、複数回、確認することが必要です。太陽があたる部分と日陰部分で、同じ塗料を使っても全く印象が違うことがあるので、太陽光のもとで決めることは必ず必要な作業です。

色選びとして有効な方法の1つが、カラーシミュレーションを使う方法です。塗装業者の中には、カラーシミュレーションをサービスとして取り入れているところも多く、実際の家を写真撮影してパソコンで加工して色を選びやすくする方法です。塗装後の雰囲気を知ることができるので、色を決めるときに有効な手段になります。

また、自分だけで決めることが難しいと感じたときは、業者にアドバイスを貰うことも大切です。外壁塗装業者はこれまでに多くの塗装実績がありますから、的確なアドバイスを貰うことができます。大き目の実物サンプルを見せてもらったり、試し塗りをしてくれる業者もあります。色選びを失敗したと感じても、頻繁に塗り替えをするのは難しいですから、慎重になりすぎるほど考える時間が必要です。

そして色選びをするときは、好きな色だからというので選ぶと後悔することが多いです。特に原色などの明るい色は元気が出て好きだからという理由で選んでしまった場合、最初は良くても長時間、目にしていると疲れを感じてしまうことがあります。同じように、暗い色は汚れが目立ちにくいという理由で選んだ場合、実は黒やこげ茶などは反対に汚れが目立ちやすいという特徴を持っています。汚れが目立ちにくい色は、元々自然界にある砂や木に近い色です。

その他に色選びをするときに大事なのが、周囲との調和です。特に住宅街などの場合、自分の家だけ目立つような色を選んでしまうと、悪目立ちをしてしまうことがあります。そのためご近所の家の外壁の色や庭の植木などを考慮して、調和するような色を選ぶことが良いといえます。

家は外壁の他に屋根や雨樋なども外に向かって剥き出しになっていますから、それらの色の組み合わせでイメージが変わるともいえます。屋根と外壁の色のバランスが合っていない場合、屋根だけ浮いてしまうことがあります。そのため屋根と雨樋の色を統一して、それらの色にある外壁の色選びをすることも大事です。

さいきんでは家をツートンカラーにすることも人気が高まっています。2色を組み合わせることによって、アクセントを出すことができ、家をスタイリッシュに見せることができます。

 

 

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外壁塗装をお願いする時の注意点〜業者選び編〜

新築で建てた家であっても、時間と共に家は劣化してしまいます。特に外壁は紫外線が直接あたり、雨水や汚れが付着しやすい環境にあります。そのため他の部分と比べても劣化がしやすくなるので、10年に一度を目安として外壁塗装をする必要があります。外壁塗装をすることによって、新築のような美しさを取り戻すことができ、ひび割れなどを早い段階で補修することができるので家の寿命を延ばすことにもつながります。

外壁塗装を依頼する時、家を建てた建築会社や工務店に依頼をしたり、ホームセンターやリフォーム業者などに依頼する方法、もしくは訪問販売業者に工事を依頼する方法があります。外壁塗装にかかる費用は、決められたものがないので、工事を請け負っている業者が決めています。そのため同じ工事内容であっても、依頼する業者によって工事費用が異なります。多くの業者は適正な工事費用で、丁寧な作業を行っていますが、中には悪徳業者と呼ばれる業者がいます。

悪徳業者に引っかかってしまうと、手抜き工事をされたり法外な工事費用を請求される、工事後のアフターフォローがないというトラブルに巻き込まれてしまうことになります。そのため業者選びは慎重に行う必要があります。信頼できる業者を探す方法として、工事を依頼する前に見積もり書を請求することが必要です。ほとんどの業者では見積もり書の作成は無料で行っており、その見積書の内容によって信頼できる業者かそうではないかを判断することができます。

すぐに見積もり書を出す業者に注意が必要です。その理由は、外壁の状態はそれぞれの家によって異なりますし、使用する塗料の種類やグレードによっても費用は異なってきます。そのため詳細に外壁の状態を確認して使用する塗料についても相談してから見積もり書を作成することになるため、ある程度の時間はかかります。すぐに見積もり書を作成する場合は、すでに決まった見積もり書が存在していて、それをいつも配布している可能性があります。工事を請け負ってから、追加料金が必要だと言い出す可能性も高いといえます。

また見積もり書の内容が単純すぎる場合も注意をしなければなりません。外壁塗装工事には、足場費用や塗料にかかる費用、高圧洗浄料金など様々な細かい工事が組み合わさって行われます。それぞれに費用が決められているのに、全てを合わせた見積もり費用を出してくるときは、色々な部分で料金の上乗せをされている恐れがあります。信頼できる見積もり書とは1つ1つの作業に細かく値段が設定されていて、不明瞭な部分が一切ないことです。そして信頼できる業者とは、見積もり書を受け取るときに口頭で丁寧な説明をしてくれるところだといえます。

見積もり書で信頼できる業者を探すことができますが、その他にも注意をしなければならないことがあります。それは家の外壁を見ながら、外壁塗装が必要だと言って訪問している訪問業者です。訪問販売業者に注意しなければならない理由とは、不安を煽ってすぐにでも工事をしなければならないと言ったり、今だけのキャンペーンで格安費用で工事を請け負うという甘い言葉を言うことが多いからです。

今すぐに工事をしなければ家が崩れてしまうといって、不安を煽ってすぐにでも工事契約を結ばせようとするときは、法外な工事費用を取られる傾向が高くなっています。またキャンペーン価格をアピールするときは、実は元の工事費用が相場よりもかなり高く設定されることが多くなっています。不安を煽られると焦ってしまい、すぐに契約をしてしまいそうになりますが、訪問販売業者の場合はその日のうちに契約をすることは絶対にやめましょう。話を聞いたあと、一度時間を置いて冷静になってから、信頼できる業者かどうかを判断することが必要です。

訪問販売業者の場合、実は塗装工事の実績がなかったり、店舗を構えていないという場合も少なくありません。塗装工事の実績がない場合は、工事の仕上がりに満足できなかったり、工事が終わった後半年もしないうちに塗装が剥がれてしまうというトラブルにあうことがあります。店舗を構えていない場合は、工事が終わった後に不具合が見つかっても、連絡を取ろうとしても電話がつながらないケースも増えています。そうなると再び塗装をやり直さなければならないので、二度手間になり大きな損害になってしまいます。

ただ訪問販売業者であっても、丁寧な仕事をしている業者はいます。訪問されたその日に契約を結ぶことは控えたほうが良いですが、見積もり書をしっかり確認して、信頼できると感じたら依頼することもできます。訪問販売業者だけでなく、工務店やリフォーム会社に外壁塗装を依頼するときでも、見積もり書を請求した後に契約を結ぶときは、契約書をしっかり確認することが重要です。追加料金の有無や、工事が終わった後に不具合が見つかったときのアフターサポートの有無などを確認しておくと安心です。

 

 

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見積もり書はどこを見ればいいの?〜後編〜

外壁塗装などにおいては、事前に見積もりをとることが必要です。これは、このことにより必要な金額がわかる他、業者が適切な価格を提示しているかどうか、その金額が工事内容と見合っているかどうかなどを判断できるためです。また、その内容によっては業者が細かい数量や面積などを把握しているかどうか、それに対する知識や技術を有しているかどうかを判断できることもあります。

 

実際に出された見積もり書の見ておきたいポイントとしては、まずは塗装面積が挙げられます。塗装面積が適切であるかどうかを判断するためには、外壁や屋根の面積を知っておく必要があります。ただし、そのことを把握していると言う人は、それほど多くありません。そこで知っておきたいのが、ある程度の目安となるような数字です。

 

外壁や屋根、あるいは住宅の形が特殊な形をしていると言う場合は別ですが、ごくごく普通の形である場合には、住宅の坪数によって以下のような数字が目安となります。まず30坪の場合は、窓やドアなど塗装しない部分を除いた外壁面積は、130~140平方メートルで、屋根面積は60~70平方メートルです。坪数が40坪になった場合は、外壁面積は160~170平方メートル、屋根面積は80~90平方メートルが目安の数字です。

 

たとえば、ごく一部しか塗装しないと言う場合は、これらの数字よりも小さな数字が出てくることも考えられます。しかしこれら全面に塗装すると言う場合で、この数字から大きく外れるような、オーバーしたような数字が見積もり書に記入されていた場合には要注意です。加えて、塗装面積に適した足場設置費用、養生シート設置費用が記入されているかどうかと言うのも、確認しておくべき点です。

 

塗装は、単純に塗れば良いと言う作業内容ではなく、そのために足場を組み、汚れないよう養生シートを設置することが求められます。あるいは塗料のつきを良くするための高圧洗浄、サイディングの補修などが必要になることも多いです。よってそれらが細かく記載されているかどうか、そしてその内容や金額が塗装面積とバランスが取れているかどうかと言うのも見ておく必要があります。

 

こと細かに記載されてなく、一式、諸費用などとまとめて記載されていたり、面積に対してどうも高額な費用だと感じるような費用が記載されていた場合には、見積もり書の段階で業者に問い合わせると良いです。費用が高すぎるのも問題ですが、そうかと言って低すぎる場合にも要注意です。これらの作業には手間、人手がかかるわけであり、その費用が安すぎる場合には、他の部分の費用が高く設定されることもあるためです。

 

次に見るとよい点は、塗装箇所が全て書いているかどうかと言う点です。そしてその箇所が、こちらが指定した部分であるかどうかと言うのも、確認しておく必要があります。塗装箇所が全て書かれていないと、業者がそこにつけこんで好き勝手に塗装してしまい、後で料金を請求してくると言った可能性が考えられます。

 

また塗装箇所によっては、特性に応じて塗料の種類を選択した方が良い場合もあります。そのため業者が塗装箇所を把握していないと、塗装してもすぐに劣化が始まってしまったり、別の塗料選択していれば防げたトラブルが発生してしまうと言うことも考えられます。塗装箇所が明記されていない場合は、業者にその場で問い合わせるのが賢明です。そして記載されている場合には、記載漏れがないか、業者と共に記載されている箇所を確認しておくと安心です。

 

この他にも、塗料の商品名やそのグレードが明記されているかどうか、不明瞭な値段の値引きなどはないかどうかというのも、見積もり書において見ておくと良い点として挙げられます。なお見積もりに関しては、複数社で見積もることが望ましいです。大抵の業者では、見積もりの段階では無料なので、多くとっておくに越したことはないと言えます。

 

これは、まずは業者間によって費用の比較ができるためです。似たような金額であれば良いですが、極端な開きがある場合には、業者にその理由を聞くことが求められます。可能であれば、ひとつの業者に別の業者の見積もり書を見せてみても良いです。そこで見積もりでその価格を提示した理由などを答えられるようだと、その業者は信用に値すると判断することができます。逆に、自社の見積もり書に対してもしどろもどろであると言う場合には、考え直した方が良いと判断できるかもしれません。

 

また見積もり書は、業者間によってその仕様、記入方法が異なっていると言うのも、複数社で見積もりをとった方が良い理由です。一社の見積もりだけではわからなかった部分も、別の見積もりと照らし合わせてみることで詳細が分かったと言うこともあります。そうすると、金額自体に納得ができたり、逆に疑問に思う部分が出てくると言うことにもつながるので、やはり見積もり書は複数、あることが望ましいです。

 

 

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見積もり書はどこを見ればいいの?〜前編〜

見積もり書を受け取る段階は塗装業者の行う仕事がしっかりとしているかどうかを判断するための重要なステップです。作業工程が記載されている計画書と、それぞれの工程で使用される消耗品や作業費などの費用などが明確に記載されているものであり、よく吟味した上で施工依頼をすることが欠かせません。見るべきポイントはどこかを予め把握してよく読む必要があります。

 
塗装の見積もり書では全ての作業工程が正しく記載されていて、それぞれで必要とされるものが全て含まれているかを確認すると失敗がないでしょう。かかる費用も相場に合っているなら申し分ありません。基本的な流れとして足場の組み立て、養生、高圧洗浄、下地調整、塗装、仕上げというものが踏襲されているかを確認しましょう。その上でそれぞれに付いて細かく見ていくことが大切です。

 

そもそも詳細に記載されていなかったり、作業にかかる費用が無料になっていたりする場合には怪しいと思わなければなりません。よくあるのが足場の組み立てや養生にかかる費用が無料や格安になっているものですが、材料費も人件費もかかる工程なので必ず大きな費用がかかります。無料の場合には他にしわ寄せがある場合や、後から請求がある場合があるので注意した方が良いでしょう。

 
塗装を行う際にはどのような塗料を使用するかを相談していたでしょう。住宅の外壁塗装であればシリコン系の塗料を使用することが多いですが、部分的な塗装であればウレタン系、長期的に使用できることを重視するならフッ素系やラジカル系などを用いる場合もあります。場所によって色分けをして違う塗料を使用することもよくありますが、全ての塗料が同じランクかどうかを確認しましょう。

 

ある部分はシリコン系、別の部分はフッ素系となると次に塗装を行う時期がずれてしまいやすいだけでなく境界部分のなじみが悪くなってしまうことがあるからです。また、同じランクの塗料であっても多数の種類があるため、同じメーカーの同じタイプのものを使用すると記載されていることを確認しておくことが重要です。塗装部分が木部、鉄部などのいろいろな部分にまたがっているときには別の種類の塗料を使用する必要があります。

 

その区別が行われているか、同じランクかといった点も確認しておくべき点です。逆に、広く外壁や屋根や付属部分について広く塗装を依頼した場合に抜け落ちている部分がある場合もあります。あえて塗装が不要だから外していることもありますが、塗装予定のない部分については理由を聞いておくのが無難でしょう。

 
塗装工程についても確認しなければなりません。塗装を安く施工する際には無理な塗装工程になっていることがしばしばあります。塗装を行う際には三度塗りが原則なので、これを踏襲していることを確認しましょう。三度塗りとは下塗り、中塗り、上塗りの三回に分けて塗装を行うことを指します。下地調整をした後で指定した塗料を外壁に定着させるのに役立つのが下塗りです。

 

この下処理を行った上で中塗り、上塗りの二回の塗装を指定した塗料で行うことで均一で耐久性のある塗装が完成します。重要なのは三度塗りを行っていることだけでなく、その作業日程に無理がないことです。下塗り、中塗り、上塗りはそれぞれが十分に乾燥した後で次の塗装に入らなければなりません。通常は一日に一工程で進められていくので、一日の間に全て塗り終えてしまうような作業日程になっている場合には指摘をしておきましょう。水性塗料の場合や梅雨の時期の場合には余分に時間がかかる場合もあるので注意が必要です。

 
塗装の仕上がりには下地調整の影響が大きく、ここにどのような工程が含まれているかも確認しておく必要があります。高圧洗浄を行って露出した壁に対して十分な下地調整をしてから行わなければ塗料の吸着が悪くなります。また、外壁などの劣化が進んでいるときに修繕を行わずに塗装をしても劣化が進みやすくなってしまう場合もあるので注意しましょう。下地調整としてクラックや亀裂などの補修作業やサイディングボードのコーキング処理など様々なものがあるので、どの部分に何をする予定になっているのかを明確に記載してあるか確認するのが大切です。もし自分で気づいている不具合について下地調整で修繕が行われる予定になっていなかったら追加して実施してもらう必要があります。

 
また、屋根やトタンなどの鉄部がある場合にはケレンが見積もりに入っているかも重要事項です。下地調整と合わせて記載されていることも多いですが、明確な記載がない場合には相談しておきましょう。ケレンの方法にも1種から4種の4つの種類あり、サビの状態によってどのレベルで実施するかが異なります。それによってかかる費用も異なります。1種ケレンを実施する場合には塗装よりも前に鉄部を交換してしまった方が安上がりな場合もあることには留意しておきましょう。

 

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